構造見学会
【三世帯が住まう平屋のお家 気密LIVE測定&構造見学会」C値測定を現地で体験しよう! 】予約制
日程: | 2023年10月29日(日) |
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時間: | 10:30~ |
場所: | 岡崎市北野町 |
2023年10月29日(日)10:30~ 岡崎市北野町 【三世帯が住まう平屋のお家 気密LIVE測定&構造見学会」C値測定を現地で体験しよう! 】予約制
こんにちは。今回ご紹介する物件は岡崎市内に建築中の延床面積45坪 平屋UA値0.39 G2グレードのお家です。
先月に引き続き気密測定LIVE測定行います!刈谷市一色町の物件ではC値0.1㎠/㎡ 名刺の面積より小さな隙間しかありませんでした。
計画換気を計画通り行う為には漏気やショートサーキットを起こさないようC値を小さくする施工力が必須となります。
是非構造見学も兼ねて体感しに来てくださいね^^
河井建築は建物の品質を管理する為、定期的に気密測定(C値測定)を行っています☺
私たちの提供するお家はC値0.5㎠/㎡以下を担保(実測値平均0.3㎠/㎡ 2023/9現在)
1.0㎠/㎡以下で高気密と呼ばれるようになります。高気密高断熱になると冬場足元はすーすー冷えたりすることが無く、夏は蒸し暑い空気が室内に入り込みません。
外部からの影響を受けにくくなることにより省エネルギーかつ計画的に室温を管理できとても経済的です。
完成してからでは見えなくなってしまう断熱・気密・空調計画をこの機会に現地で体験してみませんか?
【物件概要】
木造平屋建て 延べ44.97坪
UA値 0.39 (HEAT20 G2グレード)
BEI 0.38 ※太陽光有り
耐震等級3 ※許容応力度計算による
耐風等級2 ※最高等級
◆開催日時 :2023年10月29日(日) 10:30~ 1時間程度◆
気密測定を行うのは『住まいの快適な熱環境設計を行う専門家』 の株式会社simsim 代表取締役 島敬雄(シマタカオ)さん
住まいの快適な熱環境を実現するうえで必須となる断熱・気密・冷暖房・換気を横断的に設計している島さんと温熱環境についてのアレコレ現地で直接お話頂けます☺
イベントへ参加される前に島さんのnoteも是非ご覧ください。
略歴:株式会社simsim 代表取締役 島敬雄(シマタカオ)
1976年生まれ。住まいの快適な熱環境を実現するうえで必須となる断熱・気密・冷暖房・換気を横断的に設計している。設計・施工で携わった物件は200棟以上。上場ビルダーのモデルハウス計画等にも多数関わっており、工務店・ビルダーへのコンサルタント業務も行っている。
お問い合わせフォームに見学希望と記載の上参加人数をお知らせください。電話でも随時受け付けております。
場所: 愛知県刈谷市一色町(東邦ガス刈谷事業所 近く)
駐車場 : 有り
お施主様の大切な住まいをお借りして見学会を開催します。
お子様連れの方は手をお繋ぎ頂き見学下さい。走り回ったり、お子様だけで行動される場合見学をお断りさせて頂くこともございます。何卒ご理解とご協力の程宜しくお願い致します。
皆さん気密ってご存じですか?
ちょっとここからは気密性能について深掘りコラム☺
◎気密とは...
気密とは住宅にどれだけ隙間があるかを表す性能のこと。
実は各国において気密性能の基準があり、英語ではairtilght(building envelope)と言います。隙間が多い家では結露や漏気をはじめ様々な不具合が生じます。
【気密性能が悪いと】
建物の予定外の場所に隙間が空いていると、計画している換気経路と異なる場所で知らないうちに空気の入れ替えが起こる(ショートサーキット等)、24時間換気を計画通りに行う事が非常に困難になります。また漏気(隙間風)が増えるので冷暖房効率が悪くなります。
光熱費が値上げラッシュの昨今、気密性能を担保すること事はとても重要です。
冷暖房効率が悪くなる=増エネ=ランニングコストがかかる
また、隙間から冷気が侵入し壁内で結露が発生する可能性が有ります。内部結露が発生すると知らないうちに柱、筋交い、構造パネル等が腐ってしまい計画強度を発揮する事が出来なくなるリスクを伴います。
出典:住宅の気密性能試験方法に明記された「気密化の必要性、目的」
【気密性能はどう表す?】
日本では住宅の気密性能を表す値として相当隙間面積 C値を使っています。
単位は㎠/㎡で表し、この単位の意味は「床面積1㎡辺りに何㎠の隙間があるか」と意味です。これは実際に現場で隙間を見つけて面積を測定するわけではなく、大型のファンを現場に設置し建物内の空気を外に排気する(減圧法)ことにより規定の内外圧力差を作ります。気密性能が高いほど少しの風量を排気するだけで圧力差を作れるので気密性能が高いと判断できます。簡単に表すと「これだけ風を出して、これだけの内外圧力差が生まれたということは○○㎠相当の隙間があるね」という測定方法です。
【相当隙間面積C値はどれくらいがよい?】
住宅が建設される地域区分・建物密集具合等により変わりますが概ね、
C値≦1.0㎠/㎡
より優位であれば計画換気が可能となり、漏気(隙間風)による冷暖房エネルギーの増加も気にしなくて良いと言われています。
IBEC『住宅の気密性能試験方法』より
C値=1.0cm2/m2 内外温度差20℃(真冬の明け方)の時
漏気量は0.07回/hとなり、漏気の影響は非常に小さくなります。
もちろんC値が良いに越したことはありませんが、そもそも愛知県内では気密測定を行っている工務店や建設会社が少ないのが現状です。
愛知県は地域区分5.6地域に分けられ住宅供給事業者は温暖地という認識がまだまだ高いのかも知れません。
家の性能を表す【UA値・C値・Q値】徹底解説!
↑ 以前のコラムでも書きましたが断熱性能を語る上で気密性能は大変重要で、断熱と気密はセットで考える必要があります。UA値だけでは分からない室温の快適性はC値を担保せずには得る事が出来ません。
昨今の住宅業界ではUA値の数値争いが勃発していますが、UA値とC値をシミュレーションソフトに入力でき、正しく関係性を理解している設計者は多くないと思われます。
新築、リフォームをご検討の方は是非、設計者に自社仕様のあり方や気密の施工方法について尋ねてみてください。
難しい話になりましたが、要は性能良い高級なダウンコートを着たら穴なんか空いてちゃいけない!ってことです☺
現地にて皆様にお会いできることを楽しみにしています。
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