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明るくて開放的な「吹き抜け」は素敵ですよね。
皆様の「吹き抜け」のイメージはどのようなものでしょうか?
夏は暑くて冬は寒い。
冷暖房もききにくい。
こんなイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
刈谷市 S様邸
敷地の都合上南側の隣地境界いっぱいまで建てたS様邸は南面の吹き抜けに大きな窓を設けたことで、上の階に入った光を下の階の奥まで届けてくれます。
吹抜けは空間の広がりをつくるために設けるという発想が多いかと思いますが昼光利用としても有効です。
暗くなりがちな住宅密集地等で採光の問題がある時は吹き抜けに設ける窓がいい!
豊明市 A様邸
冬の南面にある普通ペアガラス4㎡分から入る熱量はおよそ1,108Wで電気ストーブ(電熱線2本分)1000Wと同じ熱エネルギーを取得できます。冬の日射による熱エネルギーは絶大ですが夏は熱を取り込みたくないですよね。
A様邸は夏の日差しをコントロールする為の外部ブラインド設置しました。窓からの日射を遮蔽する際は付属部材(カーテン、障子、内付ブラインド、外付ブラインドなど)を付けることで遮蔽効果はありますが外付部材は圧倒的な日除け効果があり、他の部材に比べると日射熱取得率が約倍ほど減ると言われています。
他にもA様邸では光と風を取り入れるキャットウォークも設置しています。
東浦町 S様邸
S様邸の吹抜けの窓には外部に庇(スリムアート)を、内部に断熱効果のハニカムスクリーンを採用しました。
ハニカムスクリーンは6角形の筒が並んだ形の窓周りアイテムです。
窓と部屋の間に空気の層をつくることで高い断熱・遮熱性を発揮し暑い空気や寒い空気の侵入を防ぎ、室内の快適な温度を維持します。
パッシブデザインにおける「窓」とは「内側に設ける部材+ガラス(&サッシ)+外側に設ける部材」の3点セットで考えるのが基本になります。
吹抜けのイメージをあまりよく思われない方もおみえになると思いますが、高気密高断熱、日射取得、日射遮蔽、昼光利用、空調計画等をその家に合わせた正しい設計と施工を行えば吹抜け空間はとても快適に過ごすことができます。
1、2階をつなぐ吹抜けは家族の気配を感じやすくふとした瞬間にいつも聞こえる子供の声、生活音、通り抜ける風の心地よさに何気ない日常の幸せを感じられるような気がします。
今回「吹き抜け」の良さが少しでも伝えることができたらいいなと思っています。
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