スタッフブログ
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西三河で女性設計士と建てるパッシブデザインを取り入れた高気密高断熱の注文住宅をてがけている河井建築です!
今回は定期点検で見かける「クロスの傷」と「ジョイントの開き」の補修方法についてご紹介致します。方法が分かれば難しくないですので是非ご家庭で挑戦してみて下さい。
【はじめに】
よく見かける場所は壁の出隅(ですみ)と入隅(いりずみ)部分です。出隅とは上の写真のように壁の出っ張った部分をいいます。廊下などに出隅がある場合、無意識のうちに擦っていたり物をぶつけたりしてしまうものです。
入隅とは上写真のような壁の隅のことをいいますが、ここで知っておいて頂たいことがあります。弊社施工物件では入隅部分のクロスは巻き込んで折り返すのではなく、必ずカッターで切れ目を入れて内装用クロスコーキング剤で仕上げてあります。入隅部分の切れ目を入れず折り返して貼ってしまうと、建物の振動(風圧や車両の往来などによる)によって入隅でクロスがシワになったり破れたりして、張替え以外に補修する方法がなくなってしまうためです。メンテナンスで簡単に補修できるよう細工がしてある点にご理解下さい。
【準備するもの】
上写真ではホワイト色を使っていますが、黒や茶などの様々なバリエーションがあるのでクロスの色に応じて使って下さい。ホームセンターにも売っていますので手軽に手に入ります。
【出隅の補修(クロスのめくれ)】
出隅を擦ってしまい、クロスがめくれ(破れ)てしまった場合の補修です。めくれたクロスをちぎって捨てずに必ず残しておいて下さい。
①めくれたクロスをコーキング剤で貼り付ける
めくれたクロスのシワを伸ばし、コーキング剤で貼り付けます。
②ローラーで押さえる
ローラーでしっかり貼り付けて、はみ出した余分なコーキング剤をスポンジ等で水拭きして完成です。
【入隅の補修(ジョイントの開き)】
入隅でクロスのジョイントが開いた場合の補修です。再度上からコーキング剤を打って補修します。
①コーキング剤を増し打ちする
ここで大切な点はコーキング剤のチューブ先端を30°~45°の角度で切っておくことです。
90°(真っ直ぐ)に切ってしまうと上手に増し打ちできなくなてしまうので注意して下さい。
②余分なコーキング剤をスポンジ等で水拭きする
均等に増し打ちできなかったり曲がったりしてしまった場合はスポンジ等で水拭きして余分なコーキング剤を拭き取って完成です。慣れてくるとスポンジを使わなくてもいいほど上手にできるようになります。「一発仕上げ」ができるようになれば、1カ所あたり数秒で補修できるようになります。
【おわりに】
今回ご紹介させて頂いたように、以外と簡単に補修できますので是非ご家庭で挑戦してみて下さい。その他、クロスが大きく破れてしまったり壁に穴が開いてしまったりという場所にはお気軽にご相談下さい。(クロス張替えの場合、メーカーの商品サイクルによって同じクロスが入手できない場合がありますのでご了承下さい)
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