スタッフブログ
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西三河で女性設計士と建てるパッシブデザインを取り入れた高気密高断熱の注文住宅をてがけている河井建築です!
待ちに待った引き渡し日。お施主様はこれから始まる新生活にわくわくドキドキ、きっと夢を膨らませていらっしゃることでしょう。ところが、はじめは新しい我が家にキズを付けないようにと気を付けていても、ふとした瞬間に床に物を落としてしまうものです。「小さな凹みならまだしも、ここまで大きいと…どうしたらいいの(泣)」
これまで多くの方々が経験していると思います。とくに小さなお子様がいるご家庭では、引き渡し後早い段階で起こることが多いのでショックも大きいとお察しします。そんな時、どうしても気になる大きなキズの場合は私たちに相談して下さい。補修のプロフェッショナルと共にお伺い致します。(有償)
小さな傷は住まい手の皆様でも簡単に補修可能です。是非ブログ参考にしてください^^
【補修前】
【補修後】
上記程度のキズの場合30分程で補修できます。今回はどんな補修の仕方をしているのか、簡単にご紹介致します。
①キズ周りをきれいにする
目打ちで叩いたりカッターで削ったりして表面を凹ませます。
凹ませたキズとその周辺をサンドペーパーで擦り表面をきれいにします。
②凹ませたキズを埋める
表面の化粧シートが無くなった場合は、周囲より若干薄めの色で下色を付けます。この時、固形塗料を専用シンナーで溶かして使うので臭いが出ますがご了承下さい。作業中、作業後は換気をお願いしています。
下色を付けたら、接着剤で凹みを埋めます。接着剤は多少大目に盛ってヘラで均します。下写真のスプレー(硬化促進剤)を使うことで接着剤が一瞬で固まります。
接着剤が固まったら表面の凸凹を削って平らにします。どれだけフラットにできるかで仕上がりが左右されます。下写真ではカンナの替刃を使っていますが、カッターの刃で削る事も可能です。
③色合わせをしながら表面の艶合わせをする
先程の塗料で薄く色を付けます。塗料が濃すぎると塗料の厚みで表面が凸凹になるので、下写真程度の濃さで数回に分けて色付けを行います。「色付け→艶スプレー→色付け→艶スプレー」の作業を繰り返し、周囲の色と艶に合わせていきます。
色が合ってきたら周囲に合わせて木目を描きます。
④周囲の艶になじませて完成
表面をフラットにしたときにできたモヤモヤが無くなったらやや広めの範囲に艶スプレーを吹いて周囲と馴染ませます。下写真のスポンジのようなものは#3000のヤスリです。艶が出すぎた場合などに少し擦って調整します。
光に透かして見て馴染んでいれば完成です。
【おわりに】
プロの補修屋さんもほぼ同じ直し方をします。意外と簡単に補修出来ますので、是非お試しください!
無垢の床材は別の方法で補修を行います。またブログにまとめますので是非参考にしてください。
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